こんにちは。広島県福山市にあるカウンセリングサロンdroppleの森下です。
自分とのつきあいは、自分が一番長いので、ネガティブに考える癖があって、それがよくないと思っても、「それが自分で、今までこうしてきたからなあ」と思うと、変えようと思うことってないかもしれません。こんな自分が嫌でどうにかしたい、自分がもっと楽に考えられたらいいのにと思っても、いつものパターンは自然に発動するので、「そりゃ楽に考えられたらいいけど無理だよ」と思うことってあると思います。
例えば「人に嫌われている」という考えがなんとなく、確固たるものとしてそうだと思っていた人がいるとします。そう思うことで、「嫌われないために、人と意見が違っても相手に賛同しよう」「嫌われたかもしれないから謝ろう」とないかもしれない自分の非を探し、自分の素直な感情を押し込めてしまう。そして、人との関係に寂しさを感じたり、自分がしんどくなる。何か変えてみよう、どうにかしてみようと思っても、「嫌われるかもしれないことをできるわけない」と思うのは当然ですよね。だから、「自分が思ったことを人に言ってみよう」と思ったり、誰かにアドバイスされても怖くてできない。そしてこういう考えと行動パターンが長くなればなるほど、やめようと思ってもやめ方が解らなくなるし、無理だと思うようになる。
でも、その確固たる価値観は、自分で作り上げて現実から情報を集めて、「そうである」という思いを積み重ねて固めていったもの。なら、例えば「人に嫌われることもあるけど、私は私の大切な人と大事に関係を育てていく」という新しい価値観を持つことを受け入れて、大切な人との関係を育てていくための情報を集めていくことは可能だと思います。自分が、「変われるはずない」と思っていたら、変われない情報を集めます。「変えてもいい」と思ったとき、これまでと違う情報が目に留まりやすくなります。そうして、新しい価値観を持っていくことって時間はかかるかもしれませんが、できるようになります。
「所詮自分なんか」「頑張ってない自分は価値がない」「努力しないと認められない」など、見ているだけでも悲しくなるような自分に対する確固たる考えがあるとしたら、「もっと自分をいたわりたい」「自分をもっと楽にしたい」思いを大切にして、変えてもいいかも、と決断してほしいです。「出来ない」と思ってたらできませんが、「やる」と決めたらできることってたくさんあると思うので、自分の頭の中もそんな風に、変えていけるもの、柔軟になれるものと思っていただきたいです。
「この試験に受かるはずない」と思っているときの勉強の仕方と、「どうにかして受かる」と思っているときの勉強の仕方では、動機の高さも違うし、勉強の内容も時間も変わってきそうな気がしませんか。そんな風に、思いが変わるだけで、やることも、見えてくる世界も少しずつ変化するものだと思います。
