こんにちは、広島県福山市にあるカウンセリングサロンdroppleの森下です。
「ちゃんとしなきゃ」「完璧にしたい」「ミスがないようにしないと」「迷惑をかけちゃいけない」
そういうことを勉強でも、仕事でも、家庭生活でも意識していたり、人間関係においても意識している方は、本当にまじめな方だと思います。
「ねばならない」「~べき」というのは、その人の経験の中で身に着けた学びで、その思考がこれまでの人生を生き抜くのに大切だった考えだと思います。ただ、その思考は氷山の一角のような部分であって、そのしたにある、水面下には、自分に対するネガティブな思い込みが隠れていることがあります。
例えば、「完璧じゃない自分は価値がない」「私は劣っている」「人に受け入れてもらえない」そんな風に「自分=〇〇」が否定的な思いこみを抱えている方もいます。
「ちゃんとしないと」「ミスはしないように」という水面上にある口ぐせやよく浮かんでくる思考も、水面下にある否定的な自己評価も、根っこの部分は同じです。考えと自分がくっついてしまっていて、「考え=事実」のように感じられている状態と心理学では考えます。これは「認知的フュージョン」という状態です。
大切にしたいのは、思考=事実ではないということ。暗い夜道で物音がすると「心霊現象かも」と思ったりするように、浮かんでくる考えそのものはコントロールできません。思考は私たちがどれだけ意識しても浮かんでくることそのものをコントロールすることはできません。
でも、思考との距離は変えることができます。
例えば、「ちゃんとしなきゃ」と感じたら、「ちゃんとしなきゃ、と考えが浮かんでるな」と「~と考えてるな」「~と思ってるな」一言添えてみてください。それだけで「ちゃんとしないと」に飲み込まれていた自分が、少し外から自分を見れるようになります。
それでも、根っこにある、「自分=〇〇」の深い思い込みは、一人では気づくことが難しいこともあるかもしれません。
droppleでは、口癖の奥にある思い込みに一緒に気づいていきながら、「もしこの思い込みが手放せるとしたら、今度はどんな自分=〇〇になりたいか」などについて話をしていきます。つらさが強い時は、一人で抱え込まずに、相談してくださいね。ここでなくても、市や病院、他の開業カウンセリングなどもあります。
今の自分がもし、思考のクセやネガティブな自己評価によってつらくなっていて、それをどうにかしたい、もっと気楽になりたいと思っておられたら、まずは「~と考えてるな」を一言付け加えることに意識してみて、それでも思うように進んでないと思ったら次の一歩を探してみてください。
