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がんじがらめにする思考

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こんにちは。広島県福山市にあるカウンセリングサロンdroppleの森下です。

「べき」「ねばならない」と語尾につくような自分ルールってありませんか?人前ではこうあるべき、仕事では100%を常に出すべき、完璧であらねばならないなど、あげだすときりがないほどある「べき」「ねばならない」思考。

最近、ご来室される方も、そうでなく私の身近な方も、この思考にとらわれて身動きがとりづらくなっている人のお話をうかがうことが多いです。話を聞きながらイメージとして浮かんでくるのは、周りは誰も気にしていないけど、自分の内側で自分が自分を縛ってがんじがらめにしているような、ルールがいくつもあるがゆえに動きづらくなっているような人のイメージが浮かんできます。

この思考は、ある意味自分の指針のようなものなので、この指針に沿っている限りには安心です。でもあまりにも多いルールがあると、それに疲れてしまいます。誰にもそれが解らないような、自分の中でだけある自分を縛る鎖。

この思考によって安心感が得られる一方で、自分のことが「できない」「人より劣っている」と自己評価や自尊心を下げてしまうような思考も同時に生まれてきやすくなるんじゃないでしょうか。

もうすでに、できていることや充分だということに対しても「ない、できていない。人よりうまくやれていない」と”ない”に注目し、”ある”ことへの注意が向きづらくなる。そんな感じでどんどんと自分はどうしようもない存在だと落ち込んでいくこともあるかもしれません。

悩んでいるとき、悩んでいることに気づいていても、それがどれだけ自分を追い込んでいるかは気づけないもの。べきやねばならないに縛られていて、自分がこれまで積み上げてきた自分ルールであることには気づきにくいもの。いちいち「●●ねばならないってみんなあるよね」なんて確認しませんもんね。

これらは単に自分が安定するための指針でしかない、自分だけのルールに過ぎないこと、ルール変更はしようと思えばいつでもできるものと思っていただきたいです。新しいルールを作るなら、自分を追い込んで、厳しく鞭を打ちながら前進させるものではなく、自由で、自信が今よりもっと持て、自分への信頼感をもって安心して前に進むようなルールがいいなと私は思います。その方が自由で呼吸がしやすそうだし、自分が満ち足りた気分になれそうだからです。

新しいルールで生きていくのが怖い時や、思ってもなかなか移行できない場合は、べきやねばならないのメリットについて見直してみるといいと思います。デメリットの方が多いかもしれませんが、メリットがないと続けられないので、この思考を持ち続けることのメリットについて振り返ってみるのもいいかもしれません。一人で、友達など身近な人との間では難しいと思われる方は、ぜひ専門家の元へ行ってみてください。