こんにちは。広島県福山市神辺町にあるカウンセリングサロンdropple代表の森下です。
先週末、事務作業をしているときに「やる気が起きない」とダラダラしたり、結局別の作業に着手してしまったことがありました。その日は自宅に帰ってから、家族と一緒に手作り餃子を作ろうと思っていました。
夕方、帰りながらふと「なんでこんなに気持ちが疲れているのか」「帰って餃子作るのできないわけじゃないけど疲れるくない?」と考えて、この疲れはどこから来るのかと悶々としました。
やりたいことをやって、その日は充実感もありました。でも帰ってからもエンジンをかけないといけない気になってしまう。エンジンをかけるということは、自分に多少無理をしているということで…。
自分なりに考えた結論は、放出する量が増えすぎているからじゃないか、でした。苦手な事務作業があったことや仕事での疲れに加えて、家に帰って子どもたちのため、家族で楽しい時間を過ごすためにと、普段しない手作りの餃子をみんなで作ろうとしていたことは、その時の私にとってはエネルギーが減ることの様に感じました。
自分がエネルギーを放出しすぎていると、みんなは楽しかったとしてもその本人は普段なら楽しめることも楽しめなくなります。
その日は、そうしようと思えばそうできましたが、エネルギーが消耗することよりも、自分のエネルギーをどうやって補給するかの方に重点を当てたいと思いました。その方が結果的に疲れてイライラして、どこかで八つ当たりをしてしまったり、ため息をついて空気を濁してしまったりするかもしれないと思って、それをしたくないから。結局、作るのをやめ、外で買ってきたものを自宅で食べることにしましたが、子どもたちもその方が楽しそうに見えたので、楽してエネルギーが補給できて、みんなで明るい時間を過ごせることができたからこれでよかったと思いました。
普段、カウンセラーとしてはどうクライエントさんを前向きな方向に目を向けるにはと考えていますが、バランスって本当に大事だと実感しました。私自身もカウンセラーという仕事を選んでいる人間なのでいつもどんな時でも「鬼滅の刃」の煉獄さんのようにポジティブで活力にあふれているわけではありません。
「前向きでなければ」「ポジティブなほうがいい」という思いがありすぎると、かえって自分がエネルギー量が減っていることに気づけなかったり、補給する方向に目が向かないことに、改めて気づきました。
感情のラベルを並べると、ほどんどがネガティブなもの、というのを以前読んだ本で見たことがあります。学生さんであっても専業主婦の方であっても、働いている方でも毎日は忙しくて、やることがたくさんあります。それに加えて人間関係を同時進行で円滑にするには、と頑張っている方がほとんどじゃないかと思います。ネガティブな感情がほどんどなら、つらいことや困ること、悩ましいことの方が生活の中では多いのかもしれません。
体力的な疲れは、体がだるくなったりと分かりやすく教えてくれますが、心が疲れるときは、充電が20%以下程度にならないと気づけないこともあります。自分にとって、どんなことがエネルギーを回復させることなのか改めて考えてみて、積極的にそれをしてみるのはいいんじゃないかと思いました。
いつも前向きにポジティブに物事を受け取って考えることは無理です。あの前向きな炭治郎でも、常に反省したり落ち込んだりして壁にぶち当たっています。
いつも前向きでいる人の方が実際はまれなので、大事なのは心の柔軟性、バランスが取れるようになることだなと改めて感じました。私はその日補充できたので、次の日にみんなで手作り餃子を作りました。時間的にゆとりがある方が「こういうことも起きるよなそりゃ」というアクシデントを出来事として受け取れたので、怒ることなく苦も無く楽しめました。「今日無理じゃない?」に従って、代案を考えるのも時にはいいですね。

