こんにちは。カウンセリングサロンdropple代表の森下恵加です。
私は占いに行ったことがありますが、体験して思うことがあります。カウンセリングと構造が似ているなあと。体験した私も、現状に不満・不安があって、それが何でなのか知りたかったり、何をどうしたらいい方向に行くのかが知りたくて行きました。私がどんな人で、どうして今の状況があるのかなどを占いを通して紐解いて、どう工夫して行けばいいのかアドバイスをもらったり、自分でこうしてみようと思える様な時間でした。これって使っているものが違うだけで、やっていることはカウンセリングとめちゃくちゃ似ているように思えるんです。
占いにはあってカウンセリングにないものは、未来の方向性を示してもらえることだと思います。いつこの状況が変わるかなど、それが正解かどうかは分からなくても、占いでそれを知ることが出来るだけでも、「それまでこうしよう」と具体的に何をどうするかなどの方向性を定めて行動しやすいのではないかと思います。
一方カウンセリングでは、いつどうなるかといった未来の時期を示すことはしませんが、その方向を決めていくクライエントさんのサポートをします。自分でどのルートをたどってゴールを目指すのか、そのゴールもクライエントさんが決めていきます。それを対話を通して、クライエントさんが自分に向き合っていきながら進めて行くので、占いよりも時間がかかるかもしれません。
決してカウンセリングを軽んじているわけでありませんが、占いに一回行って解決する方がカウンセリングに行くよりもハードルが低いと感じる人もいるでしょうし、実際にそれで解決する人も沢山いるんだと思います。
私はエビデンスが実証されているカウンセリングが好きですが、占いやスピリチュアルなどの目には見えないものやそこから得られる情報を聞くこともありだと思ってます。どちらかが善とも思わないし、そこに行って体験したいと思う場所がその人にとっての最善なんだと思います。むしろ、相手がどんな人かの方が重要だと思っています。
どんな領域の人であっても、自分がその人の話に納得が出来なかったり、カウンセリングに限らず、どのサービスでも、信じるとか信じないを意識的にしようというのは難しいので、場所はあなた自身が行きたいと思った場所で、どこまでオープンに話せて、相性が合いそうかどうか、話していることに納得できるかどうかなどあなた自身の感覚に目を向けてみられるといいのではないかと思います。
私自身、直感的に言葉が浮かんでくることや、「この人はこうなりたいんじゃないか」と思うこともあって、理論的な枠組みで整理することがむしろ後づけになったり、それが経験なのか直感なのかの区別がつかない時があるので、目に見えないこと、そこから得られ情報も意味のあるものだと思っています。
私の中のでは、カウンセリングでも占いでも他の何かでも、自分が自分らしさを受け容れ、毎日が充実していると思える日々になるのであれば、方法は何でもいいと思っています。
当サロンのカウンセリングでは、私が時々理論的な枠組みから外れてしまう事があり、クライエントさんが感じてそうなこと、今何が必要かなどを直感的に感じるときには、そのことをお伝えすることもあります。これが怪しいと思う方は、別の場所のカウンセリングの方が合っているかもしれませんので、他と比べて当サロンに来てみるかどうか、じっくり検討してみてください。